禁煙!禁煙!と謳われる世の中ですが、実際に喫煙歴の長い人にとってはそんな謳い文句は耳に入ってこないでしょう。では禁煙に成功した人が「禁煙しようと思ったきっかけ」は何なのでしょうか、それを知ればあなたもタバコをやめられるかもしれません。

願いをかける、願掛け禁煙術!

禁煙の方法として案外広く利用されているのが「願掛け」を使った方法です。
例えば社会人であれば今取り掛かっている仕事がうまく行きますようにと願いをかけてタバコを止める、また仕事以外では子供が生まれてくる際に健康な子供が生まれてきますようにと願いをかけてタバコを止めるといった具合です。
この方法のメリットとしては禁煙治療のように明確にお金がかからないということもありますが、それよりも「タバコを止める明確な理由を作る」ということが挙げられます。
これはどのようなことでも変わることではありませんが、基本的に禁煙はタバコを止めようと思ったきっかけが薄れてしまうとそれだけで禁煙への熱意が冷めてしまうものです。
例えば「来週まで早起きしよう」という小さなきっかけですと、何日か早起きできただけで「もう出来ることはわかったし、タバコを吸っても良いか」と考えてしまいがちになります。
しかし願掛けをするほどの強い願いがあるのならば、その願いが強いほど禁煙への熱意は強く、きっかけもわすれづらくなるのです。
こういったことを考えると「願掛け禁煙術」というのはそれなりに信用がおけるものだと考えられるでしょう。
ちなみに願いを叶えるために何かの欲を断つという方法は決して珍しいものでも笑われるものでもなく、特に日本においては非常に古くから文化として見られるものです。
名称としては「断ち物」とされているのですが、例えば歴史をみると上杉謙信は必勝祈願として肉欲を断つ女断ち、春日局は将軍家光が病気にかかったときにその快癒を願って生涯薬を使わない薬断ちをしました。
また四国にある鯖大師本坊では願いを叶えるために鯖を三年口にしない「鯖断ち祈願」を今でも行っていますから、こうした「何かの願いを叶えるために欲望を断つ」というのは決しておかしな話でも無いのです。